AN AMERICAN STORY ~Langlitz Leathers~
来る7/26、27日の2日間にわたり、WESCO金沢にて『Langlitz Leathers Dealer
Exhibition』の開催が決定しています。そこで、「ラングリッツってどういうブランド?」「名前は知っているけど何が凄いの?」という方のため
に、その歴史と魅力に迫りました。
AN AMERICAN STORY ~Langlitz Leathers~
AN AMERICAN STORY ~Langlitz Leathers~
1947
年に創業し、ウエスコと同じオレゴン州ポートランドに拠点を構えるラングリッツ・レザーズ。アメリカ国内はもとより、世界中の革ジャンフリークとモーター
サイクリストから支持される、世界屈指のライダース・ジャケットを造る小さな会社です。この小さな会社がなぜここまで有名になり、世界中の顧客から愛され
続けているのか。その歴史と魅力に触れてみます。
【創業者ロス・ラングリッツ】
1918年アイダホ州ニュー・プリムスで生まれた ロスは、1920年代の中頃にオレゴン州マックミンヴィルに移り住みます。その後17歳の時にバイク事故によって右足を失い、担当医から「君はもう二度と バイクには乗れない」と宣告されますが、退院したその日に自宅にあった愛車に跨がりキックを踏みおろし、その医師のいる病院に向けスロットルを全開にした という話は既に伝説となっています。また、義足によって数々のレースにも参戦し、'38年から'54年までの17年間で47個ものトロフィーを獲得してい る熱狂的なバイク好きでもありました。
第二次世界大戦中に軍用グローブ工場で裁断と縫製技術を学び、戦後まもない'46年頃から自宅の地下室でま ず自分用、そして家族や友人にもモーターサイクル・ジャケットの製作を始めます。彼が"天才"と言われる所以の一つには、1947年の創業当時から現在ま で、ジャケットのパターンのサイズスペック変更が全くされていないということ。すなわち、今から67年前のスタート時点ですべてが完成していたという事に なります。その後も"キャスケード"や"ウェスタン"など、ライバル・ブランドに先駆けて発表した革命的デザインで、米バイク史にイノベーター的な偉業を 数多く残しました。
【創業者ロス・ラングリッツ】
1918年アイダホ州ニュー・プリムスで生まれた ロスは、1920年代の中頃にオレゴン州マックミンヴィルに移り住みます。その後17歳の時にバイク事故によって右足を失い、担当医から「君はもう二度と バイクには乗れない」と宣告されますが、退院したその日に自宅にあった愛車に跨がりキックを踏みおろし、その医師のいる病院に向けスロットルを全開にした という話は既に伝説となっています。また、義足によって数々のレースにも参戦し、'38年から'54年までの17年間で47個ものトロフィーを獲得してい る熱狂的なバイク好きでもありました。
第二次世界大戦中に軍用グローブ工場で裁断と縫製技術を学び、戦後まもない'46年頃から自宅の地下室でま ず自分用、そして家族や友人にもモーターサイクル・ジャケットの製作を始めます。彼が"天才"と言われる所以の一つには、1947年の創業当時から現在ま で、ジャケットのパターンのサイズスペック変更が全くされていないということ。すなわち、今から67年前のスタート時点ですべてが完成していたという事に なります。その後も"キャスケード"や"ウェスタン"など、ライバル・ブランドに先駆けて発表した革命的デザインで、米バイク史にイノベーター的な偉業を 数多く残しました。
【ラングリッツ・レザーズの魅力】
第 二次世界大戦の勝利からアメリカ人の暮らしは一変し、50年代に入ると豊かなアメリカはさらに加速しました。ベトナム戦争が始まった60年代にはドラッグ とヒッピー文化が根を下ろし、この頃から安価だがクオリティーの良いMade In Japanの製品がマーケットに溢れ、気が付けばアメリカの古き良き時代の産物のほとんどが姿を消してしまいます。しかし、ラングリッツは大きな時代変化 に媚びを売ることも流行を追うこともなく、ただ頑なに創業者の意志と教えを守り続けてきました。この変わらぬ姿勢こそが人々を魅了してやまない一つの要因 であるに違いありません。
また、ラングリッツはカスタマーサービスにも重点を置いており、決して売りっぱなしにしない会社です。アメリカ本社でよ く目にする光景の一つには、親兄弟から譲り受けたラングリッツのジャケットを自分のサイズに直して欲しいという依頼が入るというほど。物理的に無理な事、 彼らのプライドにそぐわない事以外は出来る限り顧客の要望に応えるという姿勢の表れであり、この様な革ジャン・メーカーが世界中にどれだけ存在するでしょ うか。ラングリッツなら親子二代、三代で着続けることが出来るジャケットが存在するのです。
そして最後はラングリッツのジャケットが持つ個性。ラ ングリッツのジャケットの表にはブランドネームが書かれていません。にもかかわらず、一目見てラングリッツとわかる強烈な個性とオーラを持ち合わせていま す。これはロス・ラングリッツが天才デザイナーと天才職人、両方の顔を併せ持っていたことを意味しています。それに、はやり自分の身体を採寸して製作する 『カスタム・オーダー』もとても大きな魅力です。自分のライフスタイルやバイクポジションに合わせた、着丈・袖丈・肩巾といったサイズバランスから、デザ イン変更、ポケットの追加、レザーやハードウエア、ステッチカラーの選択まで、こと細かな仕様を選択しながら、世界に1着だけの"自分仕様のジャケット" を製作することが出来るのです。
自 然豊かなオレゴン州ポートランドから出たことは一度もなく、現在の小さな本社兼工場にも'60年代当時から変わることのない、"古き良きアメリカ"の匂い をそのまま留めているラングリッツ・レザーズ。1日にわずか6着しか生産することしか出来ない小さな会社が造り続ける本物の魅力を、是非確かめに来て下さい。多数の商品を一同に集め、皆様のお越しをお待ちしております。
Langlitz Leathers Dealer Exhibition In Kanazawa
日時/ 7月26日(土)、27日(日)
場所/ WESCO Kanazawa
〒920-0362 石川県金沢市古府1丁目117番地
TEL/ 076-249-6888
時間/ 11:00~19:00
※上記テキストはラングリッツ・レザーズ60周年を記念して発売された『AN AMERICAN STORY 60 Years of Langlitz Leathers』から抜粋しています。大変貴重な写真や資料が多数掲載されているこの本のお問い合わせは、Langlitz Japanまたは全国のラングリッツ正規代理店まで。
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