2012年2月29日水曜日

Wesco Boots SIZEについて


WESCOでは一足のブーツのオーダーを作るのに多くの事を決めていきます。
まずは自分の足に合わせる、履き心地の感触、好みも十人十色
サイズ選びがまずは最初ですね。

世の中には多くのブーツカンパニーや靴メーカーが存在しますがラスト(木型)に基準や国際的なルール等といったものは今だ存在していません。
だとすれば他社のサイズは全く参考にはならないということになります。
たとえば足長だけをみてアメリカ製のサイズがUS 8だとかと言うことは出来るかもしれません。しかし横幅や側面のカーブ、土踏まずへのカタチ等、各メーカーが創意工夫してラストを考えていますし門外不出、まず公表していませんから、これが各社リンクしていないことは容易に想像出来るでしょう。たとえばWESCOブーツの中だけでもカスタムに伴い使用する ラストの変更でサイズが変わってもきます。
また、大抵のメーカーではサイズ(足長)に対して1つか多くて2つのワイズ(甲周り)の用意しか無いのですがWESCO社では各サイズに基本9刻みのワイズをご用意しています。
補足するとサイズといわれる縦幅がどの靴もだいたい5mm刻みというのは皆さんもお分かりと思いますがワイズ(甲周り)もおおかた6mm刻みで9つのワイズを選択出来るのです。
さらに、足のサイズの計測用のディバイスだけでサイズを出すことの危険性にも触れておきましょう。
実寸を計って実寸のサイズが解ることとブーツのサイズを出すことは決してイコールではありません。ディバイスの数値を基にWESCO社のラストの特徴を当てはめ精査し個々のサイズを見つけていくための参考にはなりますが、
ひとりひとりの足の特徴はもちろん考慮に入れつつ、使用の仕方についても使用者とディスカッションしながら店頭に用意している数多くのサンプルブーツにも実際に足を入れていただき最善のサイズを見つけていくことが最良のブーツと出会う為のプロセスといえるでしょう。

サイズで悩むのは我々の仕事、気軽にお店まで足をお運びくださるのをお待ちしています。

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