WESCO FALSE TONGUES
WESCO社のレースブーツに標準装備される"フォルスタン"の説明をします。
この"フォルスタン"は"ロガーヒール"と合わせてWESCO社の源流が
ランバージャックブーツであることの名残といえますが現在でもワークブーツとして
必要な機能も持ち合わせます。
実用性を説明すると、WESCOブーツはスタンダードでバンプ、カウンター
(つま先、踵部分)は2枚革にて構築されます。また筒の部分(クオーター)にも
レザーライニングを取り付けられます。しかしガセット(シューレースの内側)は1枚革で
しかも馴染み易さが求められる所ですから他より薄く漉いています。
この場所に"フォルスタン"を取り付けることにより気密性を高め作業時の泥や
木屑、小石等の侵入を防ぎ、ガセットを守る役割を果たしているのです。
決して飾りでは無いのです。
この"フォルスタン"は好みで取り外し可能ですし単体で購入可能です。
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